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友人に 、「チリオリンピック?今年はリオじゃなかった?」と言われた。違う。地理だ。
地理とはいっても、
例えば「アドリア海に吹く風の名前は?」
とか「世界最北の不凍港は?」
とかマニアックな問題かと誤解されがちだが、そうではない。
理系チックな「科学地理」である。
問題の一部を見てみよう。
「コンゴ川流域の熱帯雨林には薄い雲がおおっているが、
川の上には雲がない。それはなぜか。」
こういった思考力が試される問題が出されるのだ。
実は地理というのは
地学、政治経済、化学、生物、物理など、
様々な分野を組み合わせながら、色々な視点からその地域を読み解いていく学問なのだ。
それが地理の難しさでもあるが、
面白さでもあると僕は思っている。
地理は魅力たっぷりの学問だ。
そして私、遠山は5人出場した地理部で唯一、地理オリンピックの本選に駒を進め、約1500人中上位4%に選ばれて、銅メダルを獲得した。
まさか自分が・・・と思っていたのでとても嬉しかった。
また、全国の地理の強者とも触れ合えたり、
都会の高校のレベルの高さを知り、
本気で地理を語り合える友人もできた。
本当にこの大会に出場してよかった。
ぜひ後輩たちには、僕を越して、
金メダルを獲り、
国際大会に出場してくれることを期待している。
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